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今、取掛かっている仕事の進め方が整理できなくて行き詰まってしまいました。 そこで、いつも携帯している自分のメモ帳(何でも帳)を読み返してみました。メモしたことさえ覚えていないものもたくさんあります。そこにはいろんなヒントがありました。自分が自分に助けられたので、変な気分です。メモは過去や現状の整理に役立ちますが、すっかり忘れていることでも未来の助けになるんですね。
今、web上のメモはとても進化しています。
GoogleNotebook
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今朝は選挙の投票に行ってきました。
東京はゆるいコンサバを持つカオスの都市です。統一感や縛りもありません。刺激的な街であり、干渉されないで生活できる静かな場所でもあります。今回の都知事選に限らず、東京の行政の長は決してクリーンなだけでは務まらないと私は思います。都民が清濁あわせ飲む人にならなければ、自身が東京に住む意味や権利を失います。我々に、好きなものを好き、嫌いなものを嫌い、と言える自由を与えられているのは東京という器が大きく、複雑だからです。
誰が当選しても、東京を1つの価値や1つの方向にはコントロールできません。ただ、それでも強い長であってほしいと思います。
先日、学生時代の友人と久しぶりに会って、お茶をしました。彼はTVやCMの映像制作をしています。私たちは同じ建築学科に籍をおいていたのですが、なんだか二人ともそれぞれ、はずれた方向に進んでしまいました。今やっている仕事は、理論体系を学んだりして得たものではありません。また、仕事の範疇もあいまいです。こんなんでいいのだろうか?って二人で苦笑。
お茶を飲んで店を出た後、二人で銀座を歩きました。目に入るものに、あーだ、こーだ言いながら、スーパーブランドのビルのなんともいえない刺激を感じながら、老舗の店構えに感嘆しながら、とにかく散歩しました。銀座を一言で表すことは出来ないし、何をもって銀座なのかもわかりません。逆に、「銀ぶら」をする所を銀座というのかも。
仕事というのも、仕事だと思えば、全て仕事なのかもしれませんね。散歩も散歩が目的。仕事が自分を飲み込んで、その仕事をまた自分が飲み込んで・・・禅問答みたいになってしまった。
哲学者が散歩をしていたのは、きっとそういう上昇スパイラルに乗る為なのでしょう。
いやぁ、あらためて散歩は深い。
桜は散り始めもきれいですね。
街で新入社員や新入生を見かけると、なぜか自分まで若くなった気分になります。
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