先日、学生時代の友人と久しぶりに会って、お茶をしました。
彼はTVやCMの映像制作をしています。
私たちは同じ建築学科に籍をおいていたのですが、なんだか二人ともそれぞれ、はずれた方向に進んでしまいました。
今やっている仕事は、理論体系を学んだりして得たものではありません。
また、仕事の範疇もあいまいです。
こんなんでいいのだろうか?って二人で苦笑。
お茶を飲んで店を出た後、二人で銀座を歩きました。
目に入るものに、あーだ、こーだ言いながら、スーパーブランドのビルのなんともいえない刺激を感じながら、老舗の店構えに感嘆しながら、とにかく散歩しました。
銀座を一言で表すことは出来ないし、何をもって銀座なのかもわかりません。
逆に、「銀ぶら」をする所を銀座というのかも。
仕事というのも、仕事だと思えば、全て仕事なのかもしれませんね。
散歩も散歩が目的。
仕事が自分を飲み込んで、その仕事をまた自分が飲み込んで・・・
禅問答みたいになってしまった。
哲学者が散歩をしていたのは、きっとそういう上昇スパイラルに乗る為なのでしょう。
いやぁ、あらためて散歩は深い。
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