私は聖人君子ではないのですから、欲望とか世間とか、もろもろにいっぱい絡んで、生きているわけです。
加島祥造の『求めない』と言う本をモトめてみました。(矛盾していますが)
私は軽々と生きたいのです。(これも矛盾していますが)
でもそれは、さぼりたい。怠けたい。という意味ではないですよ。
だれにとっても自分は大スペクタクル映画の主人公です。
本当に地球の裏側には南米があるのか?
そういうことより、ごくごく近い狭い範囲の拡大解釈の毎日です。
自分に関係する様々なものをそぎ落としていった結末に、一体何が残るのか?
お腹のぜい肉を落とせばモテるのか?
桜の花が咲いて、次に咲くまで、桜は一年間待っています。
そうやって「待つ」ことも生きるということ。
私は何を焦って生きているのでしょう。
- 『求めない』 加島祥造
- 加島 祥造
- 小学館 2007-06-29
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