昨晩、電源の入っていない液晶モニタを何気なく見ていました。
黒い画面にうっすらとボヤけて映る自分の姿。
いつもは、この画面にWebページや仕事のファイルなどが映し出されています。
電源の落ちたモニタには、垂直水平の薄いフレームだけが際立ち、そして、それが自分自身に重なって見えました。
フレームだけで中身は何も無い。
成長や進歩が無い。
ただ「何も無い」が、肥大化しているだけ。
色不異空 空不異色/色即是空 空即是色
私が、この言葉の意味がわかる、つまり、悟ることはないでしょう。
ただ、電源を入れないと何も映らないからといって、モニタ画面の上に、アクリル絵の具で華やかな絵でも描いてしまったら、もう観られるものも観られない。
「『無い』が在るじゃないか。」と思えるようになりたいですね。
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