今は昔、テレビ番組はVHSテープに録画して、音楽はレコードからカセットテープにダビングしていました。それからCD、MDが普及して、映画はDVDで販売されるようになり、テレビ番組はHDレコーダーの中へ、音楽はPCの中とシリコンプレイヤーへmp3(m4a)ファイルとなって収められるようになりました。
無くならないのは、紙とペン位です。
社会保険庁は、紙の台帳からデータ入力の際に5000万件もの紛失(入力ミス)をしたそうです。
メディアやフォーマットがコロコロ変わり、ミスやロスが出るのであれば、そもそも記録なんて必要ないのではないのでしょうか。
今、「ファイル」と呼ばれているものは、「ファイル」という名の概念であって、ほんとは数字の羅列です。
そんなもの頼りになるのかなぁ。
テレビはデジタルハイビジョン時代がやってきています。
でも、もう、その先の高解像度のテレビの研究も着々と進んでいるようです。
メディアやフォーマットの進化は、あまり意味が無くても、お金を生むことだけは確かでしょう。
ソノシート(雑誌の付録にあったペラペラの薄いレコード)を聴いていた頃は、それはそれで満足していたのに。
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