ジュンク堂の社長さんが、テレビ東京の『カンブリア宮殿』に出演するということを義理の弟に教えてもらっていたので、楽しみにしながら番組を見ました。
面白くていい番組ですね。
スタジオの観客席には本好きの人100名がいたのですが、カメラに写ったそのシーンに、私はガツンとやられました。
番組収録中なのに、数名の観客が、司会者とゲストの話をメモしているのです。
この人達には、常に学ぼうとする意識があるんだ。
私は、今、こうやって寝転んで見ているというのに。
これまでテレビを見ながらメモしたことの無い私は、テレビの楽しみ方を半分捨てていたような気持ちになりました。
もちろん、リラックスしながら楽しむのもテレビのいいところです。
でも、タレントの話術、知らない世界、美しい景色・・・これらを記録する価値は十分にあったはずです。
テレビの中から「何か」をこちらに引きずり出す。そういう見方をしていいのかもしれません。
話は戻りますが、番組では、ジュンク堂の店内の様子がたくさん出てきました。
あのジュンク堂の書棚は、普通の書棚に見えるのですが、実際、店舗に行ってみると、「とりあえず、この列は全部見なきゃ」という気持ちにさせられます。
また、行く度に入れ替えが行われているので、また「この列、全部見なきゃ」になります。
あ〜あ。きりがない。本の世界は深くて広い。
否、世界は広いんですよね。