この本は発売されて間もないのですが、面白い!
何度も読み返すことになりそうです。
1つに、近頃の自己啓発本が向かっている方向を著者は憂慮しています。
たとえばポジティブ思考で夢が叶う(他人の体験の焼き直し)とか、癒しの本なんてのもありますね。
しかし、答えを外に求めるのではなく、自分の中に見つけることが大事である。
その場所が肚(ハラ)であると。
頭で考えない。肚で考える。
今、平行並行して読み進めている『武士道』(新渡戸稲造)にも同じようなことが述べられています。
両書はこれを言葉で伝えている訳ですから、無理(自己矛盾)があるのですが、それでも、失敗(=体験)の重要性は伝わってきます。それが肚を鍛えるということだと。
頭で「考える」からグズなのです。私には大きな転換が必要なようです。
- グズな大脳思考 デキる内臓思考
- 崎谷 博征
- アスカエフプロダクツ 2006-10
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