老子を現代語訳した本です。
時々、ぱらぱらとめくって読んでいます。
一部引用します。
第三十五章
心の滋養だから大きな風のようなこの
タオのイメージを心に抱いていれば
天下どこへゆこうと、
心安らかで、
ゆったり落ち着いていられるのさ。人生の旅をしていてわれわれは、
快い音楽やうまい食事をたのしむがね。
時には
タオを味わってほしいんだ、
確かにタオは、
口にいれたって淡白すぎる。
耳をすましたって、聞き取れない、
しかしね、
君が心の滋養にしたいなら、
これは、限りなく豊かなものをくれるのだよ。
老子は欧米の人々にも広く受け入れられているみたいですが
私には難しすぎて理解できません。
そもそも、道(タオ)とは「理解する」ものではないのかもしれません。
- タオ―老子
- 加島 祥造
- 筑摩書房 2000-03
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