クリエイターのバイブルといわれている本を読みました。
初版は1940年。半世紀以上も前に出た本です。
コンパクトでとても薄い本です。帯にも書いてある通り、1時間で読めます。
アイデアはただ、天から降ってくるのではなくて、5つの段階を経て形になると書かれています。
また、アイデアとは要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。とあります。
- 資料を収集する(一般資料・特殊資料)
- 資料を咀嚼する(心の触覚とでもいうべきもので一つ一つ触ってみる)
- 問題を全く放棄する(リラックスする。これが、不可欠の段階であることを体得する)
- アイデアの誕生
- アイデアを現実の世界に連れ出す(胸の底にしまい込んでしまわないように)
一般資料の収集とは、日常的に読み書きしておくことでしょうか。メモも大事ですね。
1〜2でコツコツ積み上げて、3でリラックスするというのがすばらしい発想です。わかってはいても、やるのは難しいことです。
竹内均の解説も巻末にあり、様々な分野において、アイデアのつくり方が共通していることがわかります。
わかりやすく書かれていて印象深い本です。
- アイデアのつくり方
- ジェームス W.ヤング(著) 今井 茂雄(訳)
- ティビーエス・ブリタニカ 1988-03
参考になるお言葉ですね!納得、納得。
本も読んでみます。
投稿情報: hamanaka | 2006/06/27 15:36