田坂広志氏の『仕事の思想』より
仕事の報酬の変化について書かれています。
まず、最初に見えているものは
■「仕事の報酬は、給料である」という世界です。最初は誰だってそうでしょうね。
次に見えてくるのは
■「仕事の報酬は、能力である」
これは、仕事おもしろくなってきて、スキルを身につけることで、能力アップすることを知るということです。負荷に対する充足感を得ることでもあります。
次の世界は
■「仕事の報酬は、仕事である」
能力がアップするにつれ、新しい仕事をさせてもらえる。
この喜びは大きなものでしょうね。
さらに深い世界
■「仕事の報酬は、成長である」
人間としての成長を遂げ、こころがわかるようになるそうです。
そこで、著者の友人の言葉が紹介されています。
「仕事というものは、こころを込めてやれば、何でも面白いよ・・・」
いやぁ、この言葉はすごい。
そう言えるまでは、まだまだ遠いなぁ。
- 仕事の思想―なぜ我々は働くのか
- 田坂 広志
- PHP研究所 2003-09
コメント