齋藤孝の本からの引用です。
身体には過去の経験が習慣として蓄積されている。これが身体図式である。われわれは寝ている間でもかゆいところをかいている。空間の客観的な一点を分析的な思考で捉えてから意識的にそこへ手を伸ばすのではなく、身体図式の中にすでにその場所は組み込まれているのである。
「習慣とは、新しい道具を自分に附加することによってわれわれの世界内存在を膨張させること、ないしは実存の在り方を変えることの能力の表現である。」
ふ〜、わかるような、よくわからないような。
齋藤孝の本には精神と身体の関係の話がよく出てきます。
この人はたくさんの本を書いていますが、読んでいる本の数も半端ではないです。
それでいて自然体なのは、身体感覚が優れているからでしょうか。
身体論についてもっと勉強しなくては!
それこそ、身体にしみ込ませなければいけませんね。
- 齋藤スタイル―自分を活かす極意
- 齋藤 孝
- マガジンハウス 2003-04
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