私はデザインをすることが仕事なので、描いたものは人に見られることになります。
しかし、仕事以外のものや、成果品でないスケッチなどを人に見られることに対しては抵抗があります。
このブログを書き始めて、私の文章を人にさらすことになったのですが、最初は抵抗があったものの、今ではなんのためらいもありません。
さらすこと(オープンにすること)で、自分自身を冷静に見つめることができるようになったと思います。
先日読んだ本には、“絵や文章は他人の目に揉まれなければならない”と書いてありました。絵が上達するコツは他人に見てもらうことだそうです。他人の視点は大事なんですね。
歌手は、人に聴いてもらうことによって歌の魅力を高めていきますし、女優はその姿をスクリーンやテレビに示すことによってより美しくなっていきます。絵を描く者も人に見せることによって、より作品を高めることができるのです。
最近、仕事以外で絵が描きたくなりました。
描いたらブログに載せて、みなさんの目に揉まれたいと思います。
- 絵が描きたくてたまらない!
- 永沢 まこと
- 講談社 2006-03-21
コメント